出退勤、共用部への移動に際し、スムーズな動線を確保。同時に、ガラス面には拡散防止、扉下部の金属補強により、通行者の転倒、衝突への安全性を高めています。
下肢障がい者の移動を考慮し、通路幅1.6メートル、背中合わせのデスク幅2.0メートルのスペースを確保しています。床表面は、滑らず、歩行時足への負担の少ないタイルカーペットを使用しています。
OAフロアの配線による段差を解消し、下肢障がい者の通行に支障がないようスロープを設置。タイルカーペットは、色・模様を変えることで視認性を高めています。
電話音量増幅装置は、聴覚障がい者の方、難聴者の方向け電話音量調節機器です。音量と音質の両方の調整が可能です。
PC画面読み上げソフトは、視覚障がい者の方がPCの画面を見ずに操作することのできるソフトです。PCにソフトを入れることによって、画面に出ている文字をそのソフトが読み上げてくれます。
UDトークは、主に聴覚障がいの方向けの音声認識コミュニケーションアプリです。会議では、このアプリを搭載したipadを配布し、発言内容は文字化されることで情報保障がなされています。
会議のスケジュールや日々の業務状況などを確認しやすいようにモニター表示します。
コミューンは、主に難聴の方向けの対話支援機器です。マイクから入力された音は、聴き取りやすいクリアな音へと変換され、会議等の場での自然なコミュニケーションに活用されています。
社員のメンタルヘルスのために、臨床心理士が社員として常駐しています。
メンタルヘルス支援にとどまらず、社内のコミュニケーション(上司と部下、同僚どうしなど)を活性化するという大切なミッションも担っており、社内ではコミュニケーターと呼ばれています。
これは、ANAグループ初の取り組みです。
カウンセリングは、社員であれば誰でも利用可能。特に入社から6ヶ月間は月1回以上の定着支援面談を行い、より良いスタートを切り、より充実した日々が送れるよう全力でサポートします。
利用した社員からは「身近に相談できる場所があって良かった。」という声もあがっています。また、アニマルセラピーなど日々新しい手法も取り入れて、誰でも気軽に利用しやすい開かれたカウンセリングルームを目指しています。