
グループ障がい者雇用推進室は、ANAとANAウィングフェローズ・ヴイ王子の両社に属し、ANAグループ全体の障がい者雇用の推進に取り組んでいます。グループ方針の企画立案や障がい者雇用の理解促進のための活動を行っています。
グループ全体の活動と各社の積極的な取り組みにより、グループ全32社※が2016年度「障害者雇用状況報告」において法定雇用率2.0%を達成。さらには2018年度に現在の法定雇用率を上回る2.4%の達成を目指しています。障がい者雇用を進めていく上で、ただ採用活動に力を入れるだけでなく、入社後に仕事のやりがいや働きやすさを実感してもらうことを大切にしています。
2015年、グループ全社の人事担当者と、障がいのある社員50余名で議論を重ね、ANAグループ障がい者雇用に関わる行動規範「3万6千人のスタート」を策定し、パンフレット・動画・携帯用カード・eラーニング等を活用してグループ全社員の理解を促進しました。この行動規範を基盤として、障がいのある人もない人も全ての社員が大切な仕事を担う存在として必要とされ、生き生きとやりがいを持ち、活躍できる機会のある「グループ風土のユニバーサルデザイン化」を推進していきます。
※障がい者雇用の義務があり、ANAホールディングス直接出資の連結決算対象の会社。